雲があるから空ができる 気休めとも言えない木彫り雲
あってもいいかなと思う神具に木彫り雲があるんだけど、ゴテゴテしている必要は全く無い、むしろシンプルデザインのほうが飽きないと思う。
実際に貼ってみて見えないと損した気分になるかもしれないけど、これも見えないといけないわけでもないから、あればいいか、程度に考えてみると落ち着くように思う。
だから、おまかせ工房では「大きな雲」と「小さな雲」がある。
以前、もっと大きなA4サイズぐらいの雲は作れるか?と聞かれたことがある。
素材があれば作れるけど、この雲に使うようなA4サイズほどの桧の一枚板は用意をしていないからうちでは断ったことがあるな。
個人的にはそのぐらい大きなものなら紙を利用してみるのも手段のひとつのような気もするんだけどね、ただ、書家に書いてもらうぐらい魅力的な文字を書けないとつまらないものが出来上がってしまう気がする。
まぁ、書いてあればなんでもいいっていうわけにもいかないでしょうから、やはり達筆な人に依頼されるといいでしょう。
雲板を貼るときには文字の裏面に接着剤をつける。
接着剤といってもいろいろあって、ボンド、糊などもあれば両面テープというものもある。
やたらと「両面テープ」と最初にイメージがわきやすいかもしれないけど、両面テープの種類はとても多いから、貼るべき場所の素材に合わせたものを使ってください。
だから、おまかせ工房では何も付けていない状態で渡しています。
ここで気にかかるのが賃貸物件のときね。
ひとつの方法としては、まず紙を用意してその紙に雲を貼る。
その紙の四隅を虫ピンで留めて土台を作り天井に留めておく。
紙は当然厚紙を使う、薄いより厚いほうがいいでしょう。
引越しをするときに外しても天井に跡が残りませんね。
一応、あれこれ考えて読みやすく綺麗な書体で作ってある。
そして厚すぎず薄すぎず、適度な厚みをもたせてね。
いろいろな素材、書体で作られている雲の世界。
このようなものは今では電子制御された工作機械でバンバン作るのが主流なんだけど、あえて手造りをしています。
なんだかそっちの方が良い感じだったからさ。
神棚の上に貼っておく 木彫りの雲
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興味のある方は是非ご覧ください。