受け皿代わりの小さな折敷3寸
多くの場合、神棚や祭壇などで使う三宝類は5寸ぐらいからが多い。
長三宝や豆八足台などは6寸ぐらいからかな、これでもミニ神具と言えるかもしれない。
5寸、6寸、7寸、8寸ぐらいの間であれこれ選んで使う機会が多い三宝類。
大きくしてくのであれば1尺から始まるんだけど、逆に小さくしていく使い方っていうものがある。
折敷というお盆のようなものがあって、3寸なんか小さな神具の典型例。
ちっちゃなものを乗せるんだな、、、、ということは自ずと想像がつくけども、では一体何を乗せるんだ?という話をしてみたいと思います。
ちょうど水玉なんかね、置いておく人が多いんだ。
水玉だからお水入れだね、ミカンのような大きさのもの。
皿も乗せる、なんだか皿の上に皿を乗せるような感覚になるかもしれない。
つまり、お塩、お米などを皿、正しくは「かわらけ」という皿に盛って、それを折敷の上に置く。
実は利点があって、こういうセトモノ類を乗せている場合には、棚板をとても良い棚板にしている人達はそうすることが多い。
セトモノの跡対策だね、黒く丸く跡がつきやすいから、一枚カマせておく。
安定しやすいとかいう話は後の話、まずは汚れ対策になる。
時には皿に旬のものを細かく乗せて、種類いっぱいなんだけど、数種類並べるようなときには、折敷を何台か用意しておいて、その上に皿、そしてお供えということもする。
粉物、汁物が出てくる場合には、使ってみると案外便利。
下げやすいよね。
なますのような酢の物とかお供えする人の場合には、甘酢汁が皿を傾けたらこぼれたなんて話はゴロゴロ転がっているから、お盆でもいいんだけど、こういう正方形のものを使うといいでしょう。
ともかく、棚板自慢の人達も多い世界なんで・・・。
棚板で類似しているもので八足台・八脚というものがあって、こちらの場合には三宝などを必ず使うんだけど、直置きは余りしない。
理由は前に書いた通り。
こっちもけなり高額になるもんで、三宝だって品質次第でいくらでも高いものはあるけど、まぁ、それなりのものはそれなりの使い方で、、、ということですよ。
おまかせ工房では三宝類は桧しか使っていないもんで、いろいろな素材で作られているようですね。
個人的には綺麗な桧で作るのが良いと思うんだけど。
この神具は一台だけ使うことも少なくて、複数台並べて置くことがあるから、気に入った店で揃えていくのがいいのではないでしょうかね。
店ごとそれぞれ少し特徴が違うからさ。
白木だからしばらく使っていると黄ばみが目立ってきて、真っ黒けになるまで使うようなものでもないから、汚れてきたな、変色してきたなと感じたら交換してみるといいでしょう。
とは言っても、何年後という長い時間をかけた後の話ですけどね。
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興味のある方は是非ご覧ください。