12畳超えの上敷きござの場合には二枚に分けて作る方がいい
今時、10畳間の部屋がある家庭の方が少ないと思うけど、8畳間だって少なくなってきて、最も多いのが6畳間だね。
マンションになると四畳半しかないってこともあって、間取りというのは時代と共に狭くなる、小さくなっていく傾向がある。
さらにはその間取りそのものが狭く小さくなっていて、なんだか現代の商品とよく似ていて、金額は変わらないけど数量・容量が減るみたいな、なんだか誤魔化されてしまうような数字のマジックがある。
ところが一方で広い部屋というものもあるわけだ。
6畳の部屋が繋がっているから12畳間とは言わないんだけど、その場合には6畳は6畳だよね、つまり、麩や柱が中央にない部屋で12畳という場合を12畳間という。
戸建て住宅で12畳間があるなんて家は見てすぐにわかる大きな家です。
そういう広い部屋に上敷きを敷きたい場合には、一枚物としてゴザを作ることができる。
さらに大きな部屋というのがあって、15畳前後の部屋になってくると休憩所とかね、集会所とか、まぁその類の部屋に多いんだけど、その場合には分割して二枚に分けた上敷きござを敷く方がいいでしょう・・・・という内容の店長ブログです。
まぁ、15畳で一枚物として作れと言われればやってやれないことなんかない。
ただ、質量というか重みがどんどん上がっていって、縁と縁を繋ぐ部分に力が加わってしまうんだよね。
どういう時に影響するのかというと、まずは敷くとき、それから畳むとき。
重い物はエネルギーがあるから、糸に負担をかけてしまう。
12畳は問題ないね、15畳になると・・・ちょっと考える、変えられるものなら二枚にして使った方がいいでしょうということになる。
何も考えないで言われたように作ってしまうところもあるようだけど、そこには会話が必要だね。
理由を話し、事情を話し、起こるだろう予想や対策など会話がどうしても必要かな。
しかし、予算という話も一方であって、15畳を一枚物として作る場合と二枚物として分割する場合だと畳数の計算が同じではない。
分割すると畳数が増える。
と自ずと料金が3畳分ぐらいかな、増えてしまう。
経験的には、15畳サイズであれば二分割にして二枚並べる方が何かと良いかと思います。
オーダーメイドで作る上敷きござ 江戸間・五八間十帖サイズ
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