袖壁付きの一社 大々神宮神殿 上品
今回の店長ブログではかなり代表的な小型神棚を紹介してみよう。
このスタイルはいろいろなところで作られていると思う、とても見慣れた神棚かもしれないんだけど、左右に袖が付いているのが特徴的なんだ。
袖のことを正しく言うと、「袖壁」って言うんだけど、神殿様式としては防音でもあり、目隠しでもあり、防火のような目的も果たしている板ね。
神棚は神殿様式を継承して作るもんだから、案外、この袖壁を付ける傾向がある。
ないからって手抜きをしているということではいから、まさか神棚で防火対策だの防音対策などいらないと思うけど、大規模な建築物の場合にはよくみかけるもの。
住宅を作るときでも袖壁ってあるんだ。
家の前に間仕切りのような衝立のような壁を作るとかね、床の間でも広いところだと左右に壁があったり、片側だけ壁にしていたりする板のこと。
まぁ、デザイン程度に考えていることも多いんだけど、目的としては書いた通り。
今回紹介している神棚は小型タイプだから袖に彫りなどを加えていないけど、大きな神棚になってくると模様を入れたり、透かしを入れたりする、当然、本物の神殿になるとさらに大掛かりに加工していく部分、とても豪華に見えてくるはず。
っで、箱型の神棚の場合にはないことが多いわけ、これは壁がすでに裏側にあるから袖壁を付ける必要がないからなんだよね。
棚板のようなものに置くタイプの神棚の場合には、大きいということもあってか袖壁を付けておくことが多い。
なんとなく袖の意味合いが伝われば幸いです。
こういう神棚を作る場合、大量生産・大量販売を考慮して作るものと、その反対もあって少量生産タイプのものを紹介している。
まぁ、こういうことは言うまでもないんだけど、少量生産タイプの神棚は決して安くはないと思う、ただ、物として考えるとこちらの方がはるかに上等なものになる。
嗜好性も多岐にわたる時代、いろいろな人がいていろいろな考え方があり、商品にもいろいろあって訳がわからないことも多いんだけど、似たり寄ったりがない世界。
でも、目的は一緒、御札入れ。
袖壁付きの一社 大々神宮神殿 上品
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/kamidana00505596217913.html
興味のある方は是非ご覧ください。