神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

おまかせ工房のブログ 商品をわかりやすく説明しています。

神楽鈴用垂絹

垂れ絹・・・巫女の神楽鈴に付けるもの

持っている人は少ないはずなんだけど、基本的な使い方は神楽鈴の下に付けて、舞を披露するときには必要になる・・・という使い方で間違いないわけ、しかし、もっと使い方があって、これが時と場合で違うんだ。

せっかくだから店長ブログで紹介をしておこう。

 

絹を垂らすから垂絹というんだけど、垂らすという部分ではなくて、五色あるという部分に着目をしないと、「カラフルな布」でおしまいになってしまう。

あいにく店長はこの五色がいつの時代からあったものかは知らないけど、この色の顔料が生み出されたのは相当昔であることは確か。

ちょいと宗教的な意味合いを持たせてあるから、興味があれば「五色絹」とか「五行説」あたりのキーワードで調べてみるといいでしょう、難しいよ、とってもね、奥が深い。

 

っで、神楽鈴の下に付けるというのは一般的なんだけど、その神楽鈴を飾っておくという家庭もあって、さて、どこに飾るのか?というと、居間であったり、正月だけ出してみたり、祭壇があればその中に飾ったり、まぁ、どこでもいいわけね。

 

そのとき、この垂れ絹を巻いておくのではなくて、垂らすように飾る。

75cmと150cm、尺で言うなら2尺5寸と5尺ということなんだけど、長いものは大きな祭壇、八足台などに飾るとき垂れ下げるようにするから必要になる。

実に綺麗で、ス~とした感じを受ける、五色まとめてのではなくて、画像のように少し広げて飾ることが多い。

五色絹の意味を知らないとカラフルな布で終始してしまうから、少し知識が必要になるというのは自ずとわかると思う。

 

さらに、さらに、、、今回紹介しているのは垂れ下げるためのものだけど、この五色を首から垂れ下げる宗派もあるよね、教祖、教祖の取り巻きの人などが祭事のときに衣装の一部として首から下げるんだけど、これもちゃんと意味があってやっていることなんだ。

 

お寺でも見かけると思う、門前に五色幕を張るよね。

仏教でも五色はお馴染みです。

 

だから、なんて言うんだろう・・・色に含ませてある意味を知ると、少しはありがたくなるかもしれない。

あーそういうことだったのかぁ~と思うはずなんだけど、これが難しいんだ、眠くなる。

 

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神具のひとつに真榊ってもんがあるんだけどさ、これにも通じるものだから、あれこれ知ってくると神棚でも真榊を置いてみるかなってことなる。

 

でもね、なんやかんや言ったところで、そんな詳しくなる必要はないです。

ウンチク語るときに、人の普段意識していない部分で知識をひけらかすときには、余興の道具になる知識。

 

あ、それとこういう人もいる。

家の入り口に垂れ下げてある家ね、玄関の中にぶる下げてあるお宅。

深いことを知ってんだなと思ったけど、目立たないように隠れないように掛けてあるだけなんだけどね。

 

 

長さ75cmと長さ150cmがあります。

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興味のある方は是非ご覧ください。