神道雪洞(ぼんぼり)上品 十文字
今でこそ何のためらいもなく「雪洞」を読み書きできるようになっているけど、中学生のときには正直読めなかったな、「ぼんぼり」。
たまに番組制作会社から雪洞のレンタルはしていませんか?という問い合わせがくるんだけど、あいにく、おまかせ工房はレンタルは一切していない。
どうも時代劇などのセットで使いたいらしいけどね。
ところで、これもたまに聞かれることで、雪洞の高さはどのぐらいがいいのか?ということなんだけど、実のところいろいろある。
まぁ、雪洞の位置は誰でも間違えることはない。
左右だよね、左右に空きがないときには手前。
問題は高さ。
神道祭壇であれば中位から上位にかけてのどこか、祖霊舎でも同じ感じ。
でも、雪洞を台の上に乗せる習慣のあるところもあるんだよね。
そうなると雪洞は低めにする。
火袋があるせいか、小さな雪洞というものは作ってはいないから、例えば、御霊舎ぐらいの大きさであれば雪洞ではなくて、神前木製灯籠を使うといいでしょう。
こういう形で文章にすると、どの漢字を使うべきなのか迷うんだけど、灯籠、灯篭・燈台、灯台など同じです。
ただ、こういう神仏の物品の場合には、旧字体でいくかな。
灯台と書くより燈台の方が多いと思う、でも同じことなので迷う必要はないね。
あ、それともうひとつ書いておこう。
おまかせ工房では足元の形の違いで「十文字」「六角台」がある。
これは好きな方を使えばいいだけの話。
そしてこの二種類が家庭ではよく使うもの。
他の雪洞は家庭では使わない、神社や宗教法人などで使うタイプ。
値段が全く違うからすぐにわかると思う。
神道雪洞(ぼんぼり)上品 十文字
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/bonbori003.html
興味のある方は是非ご覧ください。