定番の神棚 足元に特徴をつけた神明三社
足元がスカスカだねって言われたこともあるんだけど、スカスカってわじゃなくて高床式の名残。
風通しが良い作りなんだよね、それと虫除け。
多くの神殿造りをみるとそうなっているから、見てみると面白いかもしれない。
この支柱に板をはめ込んでいるスタイルは後からの神殿。
この辺のことは神殿様式をちょっと知ってくると、実に興味がわいてくると思うんだけど、ついでに歴史なんかを加味しておくと増々面白さがでてくる。
ところで、今回紹介している神明三社シリーズには兄弟姉妹みたいなものがあって、どっちが兄者だとか関係ないけど、同じように作っているもの。
弥栄屋根違い三社 祥雲通し屋根三社
などは同じ。
神明三社と弥栄シリーズは足元が決定的に違うぐらい、祥雲は屋根が違う。
どれもこれも定番の三社というわけだ。
神社に昼間行っても屋根や調度品に目が行くと思うけどさ。
足元部分って暗くて、誰も意識しないと思う。
それと、まぁこれはマニアックなんだけど、神社へ行ったら神殿を裏から見たりね。
勉強がてら店長はよく見るけど、普通の人は見ないわな。
組構造なんかも実にアイデア満載。
今はデザインなどで神具を選ぶ人も増えたせいか、幕板有りの支柱のほうが主流かもしれない、前述したけど見た目がスカスカっていうのが、初めてみた人の率直な感想だと思う。
でも、これはいろいろ知ってくると、なるほどって思うようになる。
神明三社を作り出して何十年と経っているから、取り替える人はまた同じ神明三社を選ぶ傾向が強いんだよね。
ものは見慣れてくると初めの印象とは別物になるってわけだ。
目が肥えてくるとはよく言ったもんだ。
定番の神棚 足元に特徴をつけた神明三社
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興味のある方は是非ご覧ください。