押入れなどにも入れられる神道祭壇・祖霊舎
余裕があると人は優しくなれるといわれることがあるけど、気持ちの余裕ばかりが生活じゃないわけで、帯に短し襷に長しということがある。
大きい小さい、長い短い、高い低いなど空間の余裕も生活を豊かにするよね。
うさぎ小屋と揶揄されてしまうことも多い日本の住宅事情は決していいものとはいえないかもしれない。
もっとも「うさぎ小屋」ってフランスが発祥だよね、確か。
日本の建築でいうなら団地のような作り、同じ間取りの集合住宅のこと。
おフランスも日本と負け時劣らず、住宅事情は悪い。
パリ中心市街地の超一等地ばかり目が行くかもしれないけどさ。
フランス住宅でせめてもの贅沢は窓枠の白い石ぐらいかな。
ところで、その狭い狭いと言われている住宅であっても、住めば都。
ともかく自分に必要なものが常時揃っている環境であることは間違いはないわけで、小部屋は人を甘やかすと言われるけどね、居心地が良かったりもする。
仏壇や祭壇なども家具同様、場所をとりがちで置き場に困ることがあって、近年では御霊舎のようなコンパクトな祭壇を祭ることが多くなってきている。
でも、神徒壇らしく適度な大きさが必要になる家庭もあって、さて、その時の置き場でどこがいいか考えるわけなんだけど、候補のひとつに「押入れ」がある。
押入れっていうのは上下に分かれていて、上を使うか、下を使うか・・・。
祭壇を入れるのであれば、どちらもいい、使いやすい事を優先してみてはどうでしょうかね。
例えば、このサイズであれば上下どちらでも対応できる。
一間幅の押入れであれば、間仕切り板があってもいいと思う。
一気に押入れが使いやすくなる。
それ以前に区分けしておくほうが気分的にいいかもしれない。
押入れって布団ばかり入っているわけでもなく、小納戸みたいな使い方をしていることが多いけどね。
一度、いらないものの整理をしてみると、ガラガラに空く。
和室は整頓してこそ和室らしくなって、居心地がさらに良くなると思うけど、客間レベルまで仕上げてしまうと、そりゃ素晴らしい空間になる。
でもなー、たいていは住み着いてしまうわけで、あれこれ置き積みしていくうちに散らかってくるんだよなぁ~。
自分だけの部屋になってしまうと、どうでもよくなって、、、、そこで「小部屋は人を甘やかす」がでてくる。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/shinto-saidan-015.html
興味のある方は是非ご覧ください。