神棚の前や仏壇の前、部屋一面にすだれを掛けるときに使う御簾
御簾(みす)というんだけど、特殊なすだれと言えば特殊なんだろう。
プロ用神具仏具っていうのがあるんだけど、家庭ではお目にかからない道具というものがあって、特には使ってみたくもなるんだけど、一体どこで売られているのかわからないときがある。
お寺の本堂にある大きな仏具、神社においてある大きな神具などは興味が引かれる部分かもしれないね。
この神前御簾とも仏前御簾とも言うんだけどさ、これもそうそう家庭内ではみかけないと思うけど、実際に、おまかせ工房で作ったものを届けた家からは親類が集まると話題になるらしい。
見せたくなる、見せびらかせたくなるという。・・・わかる。。。
家庭ならヘリの生地を正絹で作ることもないと思う、絹だとちと高いから。
ただ、小さな御簾であれば正絹でいっちょ作ってもいいかなぁ~と思ってみたりもしているんだけど、そこは作る人の予算次第。
そもそも神前っていうけどどこの場所を言うのかわからない人もいるようで、神棚前です、というと棚板の前?という返答がくることがある。
例えば、下の画像を見てもらいたいんだけど、これで幅84cm下がり53cm。
御簾としては小さな御簾になる。
中縁を一本加えた仕様だね、このサイズの場合には中縁を加えても加えなくてもいい。
天袋・袋戸を利用して神棚を祭っている人達も使う。
押入れの上の部分を天袋、戸袋というんだけど、ここにはめ込むようにして祭るんだけど、引き戸は取っ払ってしまうから代わりに御簾を掛けるんだ。
押し入れを開けたら神棚や仏壇があるという家もあるけどね。
床の間だね、ここはかなり利用されている。
ただ、床の間に御簾を掛ける場合、神前御簾などを使う人、お座敷すだれを掛ける人に分かれる。
和室では床の間は必ずある場所かもしれないけど、もっとも利用の仕方が不明瞭な場所でもあるから、掛け軸や花瓶だけでは利用度半減って気づいたんでしょう。
骨董の箱だけが積み上がってしまっている家もあったな。
もう納戸になってしまっているところとか、ちょっともったいないな。
床の間の板はかなり良い板を使うことが多いし、綺麗にしてこそ床の間だと思ってみたりもしている。
床の間に神棚を祭るときには八脚を使うと上手にまとまりますよ。
赤い縁で紹介をしているけど、緑色の縁もあります。
それから画像では黄色染めって言って、神前用は黄色く染めることが多いんだけど、これは家庭の場合ならば好みでいいと思う。
黄色く染めて神前らしくするもよし、いやいやちょっと待って!それだと神々してしまうし仏壇もあるし、ってことになれば染めない自然色のままでもいい。
好みです。
っで、当然だけど作り置きっていうものは存在しないわけです。
なんというか、適当な大きさのものを切って大きさを合わせるようなものではないので、その都度作るものなんだけど、時間がかかる。
二週間はかかると思うから、掛けたい日程が決まっているときには、余裕をみておいてください。
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