歴史の出発点は神明造り 見慣れてくると実に良い 神明三社
慣れというのは行為になるのか感性になるのかよくわからないけど、神殿様式という世界を知ってくると、慣れを通り越して「当たり前」という意識が芽生えてくる。
何が当たり前かというと足元。
意外と知らない人がいるようで、神明三社をみて、隙間だらけですね、という人もいる。
そう確かに隙間だらけだと思う、間違ってないし、どう思うと個人個人の考えだからそれに対して何もいうことはないんだけど、それで終わっては話の展開に広がりがない。
神明造りという建築様式があるんだけど、要は、足元の隙間が特徴的に映ると思う。
そこだけではないんだけど、そこがわかりやすい特徴ね。
隙間に視点がいけば隙間、軸に視点がいけば高床式となって、高床式を知っていると話が広がる。
ただ、店長ブログは建築様式ブログではないので、この話はここまでにしよう。
なんだ神明造りね、有名、神宮でみたぜ、、、そう有名、とても有名だ。
あのスッカスカの土台によくあれだけのものが建っているよな、、、おい、お前さん。
って、いいんですよ、これで、このぐらいの興味で。
興味がなければ口から出てこない、出てくるだけ素晴らしい。
そんなこと知っていようがいまいが、そんなことはどうでもいいと思うな。
ところで、実は神明造りの神棚は種類が少ない。
これは共通部品としての幅の広がりがないからなんだけど、神明造りが特徴的すぎるという言い方もできる。
おまかせ工房でもシリーズとしては三社、五社、七社のこのシリーズだけ。
品質は一律同等で良い神棚。
一昔前に呼び鈴を付けた格子戸の屋根違い三社があったけど、品質的にこちらの方が良く、それは廃盤にした経緯がある。
初めて神棚を選ぶ人はこの神棚をあまり選ばないのね。
どちらかと言えば、取り替え経験のある人が多い。
きっと「隙間」に見えているんだと思う。
数としても少ないから、大多数の幕を張った方の中から選びたい気持ちもあるのかな。
慣れてきてあれこれ知ってくると「高床式」に目が行くんだけど、最初の頃はどうしても「隙間」に目が行くよね。
歴史の出発点は神明造り 見慣れてくると実に良い 神明三社
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興味のある方は是非ご覧ください。