棚板で3尺6寸5分ぐらいあるなら屋根違い五社も良し
こちらの地域は秋晴れのような冬晴れの気候なんですけど、なんだか今年は寒くない。
カメラで空を撮ろうとしても全く焦点が定まらないぐらい一色の空。
気温こそ低いんだけど、早朝の空気を吸うとスカーとしてきます。
ところで、この日本では「365」という数字を好まれることがあって、とかく寸法を決めるときに縁起を担いでそうすることがある。
家を建てるときでも、扉の大きさを3尺6寸5分にしてくれ、麩の大きさを3尺6寸5分にしてくれという具合なんだけど、この部分ではその寸法にすることができない事が多い、バランス良くその寸法にするにはかなり大きなお屋敷になってしまうからなんだけど。
だから、せめて間口を3尺6寸5分にしてくれってことになる。
3尺6寸5分は約110cm、365日と寸法を掛けているわけだ。
神棚などの世界でも験担ぎがあって、棚板で行われることがある。
棚板の幅を3尺6寸5分に、そして奥行きは1尺2寸(約36cm)。
365日、12ヶ月ってことなんだけど、どこかの誰かが広めた。
日本人はこういう何かにあやかる事が好きなんだよね。
幅110cm奥行き36cm・・・この時の厚みは3cm(1寸)かな。
これを木材の切り出し部分にこだわって最高級の一枚物で作ると、そりゃ高いです。
それほどこだわらないのであれば、まあまあ高価。
全くこだわらないのであれば、それは安いかもしれない。
次にでてくることは、その大きな棚板の上にどのように祭るのか?ということ。
神棚を置くにしても、重厚さっていうのが欲しくなる。
ボリュームとでもいうのか、ともかく、存在感がないと飽きる。
店長が思うところ、このような場合にやってはいけないことは、
「いやー棚板の一点豪華主義をしたからさー 他に予算が回らなくて・・・」
これならしないほうがいいかもしれない。
神棚も値段相応だから、同じ大きさ、同じ形であっても作り方は作っているところごと皆違う。
棚板の場合に限らず、和室の天袋を利用した場合でもそうなんだけど、要するに間口が広いところに祭りたいときには、全体のバランスをちょいと考えてみて。
左右に空きがありすぎるのも変だと思う。
だからってあれこれ並べるのもチグハグになりやすい。
行き着くところ、ご自身の満足度が最優先なんだけどさ。
ただ、しっかり収まると誰が見ても「こりゃいい 立派だ」と言われます。
3尺6寸5分に限らず、4尺以上の大きな棚板を使う人には、やはりそれ相当の神棚があってもいいと思う。 5尺、6尺の人もいる。
6尺レベルになってくると七社かな。
ビンビンに何かが伝わってくる気がしてくるよ。
見栄え良し、材質良し、存在感良し
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神棚 屋根違い五社 上品 外寸高さ57cm 幅100cm 奥30cm:kamidana00205596217912:おまかせ工房 - Yahoo!ショッピング - ネットで通販、オンラインショッピング
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