上と下に縁がなく房やカギもない座敷すだれ
お座敷すだれと聞けば、用途もおのずと想像がつくかもしれない。
そのお座敷すだれの中でも、房がない鍵がないお座敷すだれというものがあるから、それを紹介してみようかな。
上下に縁がない。
左右に縁がある。
房がない。
鍵がない。
とまぁこういう簾なんだけど、一体どこで使うものなのか検討がつかない人がいる。
どこでもいいんだけど、主な場所は猛烈な陽射しが入り込む場所ね。
下げっぱなしで良い場所、軒下などが主なところ。
お座敷すだれって日除けではあることは間違いはないけど、日除けにしては高級品。
いや、代替品は他にあるだろうから、日除けだけに使うにはもったいないわけ。
例えば、天津すだれでもいいし、蒲芯すだれでもいいと思う。
それなのに、お座敷すだれじゃないと格好が・・・という時には、このすだれを使うから、目的が偏っているのかもしれない。
雨にうたれる場所は避ける、、、これ鉄則なんだよね。
左右に縁がついているからわかると思うけど、雨に濡れてびしょ濡れでは困る。
この左右の縁を付けないと竹がダメになってしまうから、必ず必要。
それでも雨の当たる場所でも使いたいときには、縁を取ってしまうしかない。
もったいないけどさ。
強い陽射しのところだと、裏面だけ焼ける。
この焼け具合が強烈な陽射しの下だと顕著に現れてくるもんだから、他の座敷すだれではもったいなくて使えないのね。
部屋の雰囲気ってとても大事だし、まして商業施設の場合にはさらに大事で、安い代用品を使っていては無駄とわかっていてもいけないこともある。
そういう場所のためにあるのかもしれない。
上と下に縁がなく房やカギもない座敷すだれ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/omakase-factory/zashiki003.html
お座敷すだれ 皮乱れ節竹天地二方縁No.3 幅88cm長さ172cm
興味のある方は是非ご覧ください。