神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

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神前幕をするべきか 注連縄をするべきか

神前幕をするべきか 注連縄をするべきか

おまかせ工房では昔から神前幕という言葉を使っているんだけど、見聞きして何の違和感もなく神前幕と言っている。

この幕の正式名称って何だろうと、物心付いたときから思っていたんだけど、今だにわからない。

歴史的には陣幕で、戦の時に周囲に張る陣幕が由来しているって部分は知っている。

そもそも誰が神棚でも使うように広めたのかも定かではなくて、なんとなく伝わったものだから、ヤラセ感がなくて受け入れられているんだと思う。

 

神棚を祭ってみるとわかることなんだが、その人なりのイメージっていうものがあるはずなんだけど、神前幕と注連縄は一番手前にくることが多い。

注連縄は社殿側にする人もいるけどね、神前幕は一番前。

 

注連縄と神前幕の組み合わせを好む人、それではしつこすぎると思う人、いろいろ。

中には有名な神社の名前を出してきて、あそこはそうしている、と言う人、いろいろ。

でも、無名の神社は話題に上がらないけど、そこも神社であることに変わりがない。

個人差がかなりあることだから、やってみればいいと思う。

やってみなけりゃわからない事をうだうだあーだこーだと言っても始まらない。

 

そこで、おまかせ工房店長ブログは見方を変えて、神前幕の貼り方について書いてみたいと思う。

 

前だけ張るか?前左右も張るか?

ん~悩む。

これ悩んじゃう。

どっちも格好がいい。

 

前だけ張るなら一文字ぽいし、前左右までいくならコの字っぽい。

あ!真後ろまでは行かないし、それは見たことがない。

 

紋を入れてたものを使う場合には「コの字」タイプの貼り方は注意しないと、紋所のポジションが随分ずれることがあるから、無地一択でしょうね。

ビシッと決まります。

左右の奥行き分を足したものを選べばいいだけ。

 

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神前幕の留め方なんだけど、こんなことわざわざ書くまでもないと思うんだ。

でも一応、書いておく。

「左右を縛るだけ」

こういう言い方もぶっきらぼうかもしれないけどさ、留めればいいだけのことなんだよね。

 

縛る場所がないんですけど・・・・という場合には、縛る場所を作るか、見つけるかしてもらうしかないと思う、というか、聞くことじゃないな。

神棚の祭り場所ってみんな違う。

 

ただ、もしこれから神具一式を揃えてみたくて、神前幕を掛けてみたいと思っている人がいれば、アドバイスできる。

「棚板には幕板付きのものにしてください」とね。

この出っ張り部分に結ぶ、収まりが悪いようだったら幕板の裏側にピンで留めれば綺麗に張れる。

 

注連縄も同じ事ね、でも注連縄は社殿側の屋根下に取り付ける人もいるから、この限りではないわけだ。

 

 

神前幕の魅力に迫りたい

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