神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

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神前幕の魅力は取り憑かれると手放せない

神前幕

神社に行くと神前幕を張っているところがあるよね。

場合によっては年始のときだけってところもあるけど、普通は一年中張っている。

その幕のことを神前幕っていうんだ。

それは神棚でも使うから今回の店長ブログはその紹介。

 

色は紫色ね、これが目立つようで目立たない、馴染み込むとでもいうのかな。

忍者のような幕なんだけどとっても引き締まる。

なにか引き締まるのかというと気持ちじゃないよ、神棚全体が引き締まる。

だから神前幕は人気があるけど、神前幕と神前御簾は同時にしないね。

神前幕と神前御簾をダブルで掛けるとしつっこい。

だからどっちかだけになると思う。

注連縄については問題なし、あってもなくても気にしない。

注連縄は神前幕の前に掛ける、後ろじゃないよ、後ろだと注連縄が隠れてしまう。

 

っで、神前御簾をしないで扉御簾をすることがある。

扉御簾っていうのは神棚の扉の裏側に付ける小さな御簾。

これはかっこいい。

 

ということで、神前幕の紋について口述してみよう。

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この紋所が目に入らぬか・・・いうのは葵の御紋。

水戸黄門でもお馴染みだけど、葵の御紋が家紋ですって人はそうそういない。

ならば家の家紋は何だろう?と考えるだろうけど、紋付き袴をみればたぶん入っている。

ところが紋付き袴なんてもってないほうが多い。

神前幕には家紋は入れちゃいけない理由はないけど、そこまでしないね。

稲荷紋か巴紋か無地か、、、この三種類からで十分だよ。

 

稲荷紋っていうのは稲穂、つまり農業、穀物ね。

昔から日本は裕福な国じゃないし天災で農作物が取れないと飢饉に見舞われる時代も長かったね、だから五穀豊穣は願いなんだ。

食べ物だよ、食べ物。

それと交通安全だとか家内安全だとか、決まりきった願い事。

でも当たり前に願い事が一番大事なのかもれないな、病気にならないと病気の辛さは忘れてしまっているし、相手のいる交通事故もお互いたまらないからね。

そして商売をしている人も稲荷紋が多い、商売の神様だ。

会社でサラリーマンと行っても給料をもらうんだからそれなりに商売をしている。

みんな何かしているってことなんだけど、その何かを上手く運ぶ神様。

誰にも当てはまりそうなのが稲荷紋。

 

 

次に巴紋ね、「ともえもん」という。

これは主に武家の家系に多い紋所でね、今の時代は武士っていう身分は消滅してしまって、今の時代に当てはまるもんがないのが武士。

サムライっていうと響きがいいかもしれないけど、要は明日の命はないかもしれませんよという立場。

戦戦戦の連続だった人達ね。

神棚って元々は朝廷のもん、そりゃそうだよね天照大御神なんだから。

神武天皇のその先の5代前だったかな、もう神話の世界のお話だけど。

上から下に水が流れるように、こういうものも武士に伝わり豪商に伝わり町人に伝わりして広まっていったわけだけど、武士っていつ戦で死んでしまうかわからないでしょう。

神事についてはこだわるのね。

こういうおいしい立場なんだけど崖っぷちにいる人は、縁起や神仏にはこだわるの。

今の時代こういう立場の人はいるのかな、少ないだろうなー。

ということで、巴は三つ巴とか四つ巴とか言って、似たり寄ったりの紋所がある。

今はデザインで選ぶといいよ。

こういう丸いマークがいいな~と思ったら、巴紋かっこいい。

 

 

無地は簡単、一番無難。

誰でもOK。

これは解説いらないね、迷ったら無地、これで決まり。

そして一番売れるのも無地の神前幕。

 

神前幕の張り方だけど、こんなことをわざわざ書くこともない。

みればわかる。

左右を留める、水平にこだわるなら上をピンで留めておく。

お終い。

 

あ!一つ大事なことを書いておこう。

神前幕を普通は前側だけに掛けるんだけど、左右まで掛けておきたい人もいるのね。

つまりコの字形とでもいいましょうかね、左右+前。

この場合には無地を選んで。

無地じゃない上手くいかないからね。

 

 

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神前幕

 

 

興味のある方は是非ご覧ください。