真榊(まさかき)
これって案外知られていない神具かも。
神社へ行くと置いてあることがあるけど、目立たない、印象に残らない不思議な神具。
興味がなければ単なる置物、でも意味を知ってくると見えないものが見えてくる。
そこが実に面白い。
神社で使う場合にはとても大きなものを使う、2メートルぐらいのものまである。
家庭の神棚ではそこまで大きなものは使わない。
色の付いた布っていう見方だとつまらない、これは五色絹。
上に葉っぱが付いているっていう見方だとつまらない、これは榊。
何かぶる下がっているっていう見方だとつまらない、これは鏡・剣・玉。
鏡・剣・玉か~へ~でもつまらない、これを三種の神器。
五色絹、榊、三種の神器についてそれぞれ深みがあって知れば知るほど深みにはまる。
だから物事っていうのは深みを知ると面白くなってやめられない。
神棚でも神社でも置き方があって、画像のように置く、それだけでOK。
明治天皇がどうしたこうしたって話もあるけど、家庭ではそういうことは必要ない。
よくよく考えみると「真榊」って変な名称だな~と思うかもしれない。
「五百津真賢木」という言葉があって読み方は「いほつまさかき」。
もうこういうことを読んだり聞いたりしてもなかなか記憶に残らないから「故事」にあるものって覚えておくと豆知識になるね。
神社に行ったら本殿をちょっと覗いてみると左右に置いてあることが多いから、気にして見てみて。
でも知ったかぶってペラペラとしてはいけない、こういうのって興味がない人に聞かせても全く興味が湧いてこないから。
神棚の左右にポンポン♪と置いておくといいでしょう。
真榊の販売
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神具 真榊丸台 小豆 高さ約24cm これは組み(一対)です:kamidana3401:おまかせ工房 - Yahoo!ショッピング - ネットで通販、オンラインショッピング
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