神棚 上敷き 簾の専門店 おまかせ工房 ブログ

おまかせ工房のブログ 商品をわかりやすく説明しています。

タガを締め付けて作る桶 地鎮祭で使うならこういうものを使いたい

締め付けの加減が職人技 経験が必要になるから自作は難しい

なんでも作ってやろうという向上心、好奇心旺盛の人も世の中には多くて、いろいろなものを自作しては生活を楽しんでいるよね、作ったものを人に見せたりあげたりしてさ、手先が器用で道具などもある程度持っていないとできない趣味です。

木製品だと金属加工や金型成形などに比べると設備もそれほど必要としないし、場所も自宅の6畳間の片隅でもできるかもしれないから、チャレンジしてみるとも楽しいと思います、道具はいろいろ必要になる、一回しか使わない道具でも用意をしないといけないかもしれない。

 

ところで、桶というものはいろいろな作り方があって、今では接着をして作るものはほとんどなんだけど、締め付けて作るものもあります、これは本式ね。

周囲に輪状に巻いてあるもののことを「タガ」と言うんだけど、感じで書くと「箍」「𥶡」となってまず読めません、見かけることもありません・・・よね。

このタガを締め付けて板と板を留めていくわけ。

 

締め付け方にも大きく2種類あってさ、ねじるように締め付けていって最後に締め付けた突起部分を切断して折り曲げるものと、輪状にしたものを叩き込んで締め付けていく方法だね。

後者の叩いて締め付けていくほうが職人の感を必要とするから、今、こういうものを作れる人が激減中です、昔は桶屋というものが町にあったはずなんだけどね。

 

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輪状のタガを叩いて締め付けていくから周囲にはえぐり込みができます。

円周より若干短いタガを打ちながら締めていくから、木部をえぐりながら周囲全体を締め付けていく、エグるからその部分には傷のような跡が残るけどこれは手作業の証みたいなもんです

この締め付けが強すぎてはいけないし、弱すぎてもいけない。

その度合がとても難しい。

 

木製桶を使った人も少なくなってきて、こういう手作り桶の使い方を知らない人たちも増えてきて、でも地鎮祭などではこういう本物を使うわけです。

濡らしてから使う・・・・これ基本中の基本

 

濡らして木部を膨張させて木と木が膨れて、でもタガで押さえつけられてしっかり隙間が塞がれるという仕組み。

だから、タガの締め付けが強すぎれば膨れた木の力の逃げ場がなくなって歪になり、弱すぎれば水漏れの原因になる、ここがとても経験を必要とする部分、言葉じゃ書けない伝わらない、何度も何度も作っていくと体で覚える部分です。

 

ちょいちょい使うなら気にしないけど、カラカラに乾燥した状態のときにはまずは濡らして湿らせてということをしてから使ってください、実際のところ初めて手にする人も多いんだよね。

タガだって単に接着して飾り物のような状態のものも多いし、職人が少なくなってしまったらから手抜きをした製品が目立つ時代になってしまったのかな。

 

本物志向の地鎮祭用具シリーズ 半桶

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神棚を入れておく 御神体そのものを祀りたい 神殿ガラスケース

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このサイズの入れ物につける雲なら「大きな雲」をチョイスしておけばいいだろうと思う、内側でもいいし、上の乗せておくだけでもいい、雲板は人がマジマジと見るものではないので、見えても見えなくてもかまわない、あればちょっとは気が休まるかもと思ったらあってもいいと思います。

 

神殿ケースは自分好みにアレンジができる点も見逃せない部分で、御簾は専用のものを用意しているし、神前幕を掛けることもできる。

ただ、神前幕を後から取り付けるのはちょいとテクニックが必要になるから、取り付けることがわかっているなら同時に購入しておいてください、おまかせ工房のほうで取り付けサービスをしています。

これも指示をしてくれないと取り付けることができから、「神前幕の取り付け希望」などとわかるようにコメント欄に記載をしておいてね、そうじゃないと別のところで使うために購入するかもしれないのでこちらではわからなんです。

 

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神棚 小型サイズ用 神棚ケース 吊り金具付き

---詳しい紹介---
外寸

高さ48cm 幅61cm 奥33cm

内寸(本社)

高さ44cm 幅53cm 奥27cm

 
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備考
内寸(本社)とは内側の空間を指します。
お宮の両側はガラス、そして前面は引きガラスを入れられるようになっています。
前面のガラスは付属してあります。
壁に取り付ける場合には、壁に合ったネジなどを2本ご用意してください。
当店の弥栄屋根違い三社(小)に最適なサイズです。

 

弥栄屋根違い三社 尾州桧 小型サイズを神棚ガラスケースに入れたとき。

youtu.be

 

木札、神棚、御神体などを収めるための神殿ガラスケース

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弥栄屋根違い三社 小型サイズ 尾州

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神棚を上から下げるのではなく下から支えるように祭る 八足台を使った祭り方

八足台と八脚案は同じもの 呼び名がいろいろあります

名称が違うと違うものかもしれないと思うかもしれない、八脚、八脚案、八足、八足台、案・・・・と何通りも呼び名があるけど同じものです。

場所によって使い方が若干違うんだけど、机ですね、っで何を置く机なのかということになるんだけど、神具を置くこともあればお供え物を置くこともあれば玉串、祓串を置くこともあればお屠蘇を置くこともあれば神棚を置くこともあれば・・・いろいろ。

今、神棚設置台として使う人たちが増えてきて、おまかせ工房でも数多くの八足台を一人一人のために作らせてもらう機会が増えました。

八足台には既成品という考え方がないので、使う人に合わせて作るというのが基本なんです、だから、時間がかかります、おおよそ2週間。

 

天板は一枚物を使うのが八足台の醍醐味だと思う、値段もそこそこしてきます。

安い八足台は木を接着してつなぎ合わせて一枚にするものもありますが、それだと安く作れるんだけどインチキみたいなものに仕上がってしまうので、モノの種類を知らないとそれはそれで満足するのかもしれない。

天板の奥行きというのは樹齢に関係してくる部分だから、一枚物で作るのと継ぎ接ぎで作るのとでは素材そのものの樹齢が全然違うってことは知っておくとちゃんとしたものを選ぶようになるはずです。

 

おまかせ工房では北米産桧と国産桧の2種類で八足を作っていますので、どちらかを選ぶことから始まると思う。

今は北米産桧で作ったものを神社でも使うし、家庭で使うなら十二分の素材です。

予算があるとき国産桧にしてみるといいでしょう。

最初は北米産桧のほうが国産桧より白っぽい、国産桧は黄色いとも言えますよね。

次第に色目は同じになります。

造り方などは全く同じ、天板の厚みも1寸厚で同じ、素材だけが違うだけ。

 

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神棚を置きたいときには高さ150cmで作ることが多い、実際、その上に神棚を置くと高さ200cmぐらいになる。

手が届くわけです、お供えを交換したりするときね、踏み台に乗ることもない。

自分の手前に広がるって感じですね。

おまかせ工房では高さ150cmまでの八足台であれば同一料金で作っていますが、それを超える高さ寸法の場合には別途見積になります、ほとんど150cmですね、一番使いやすいはず。

 

それと高さ90cmを超える場合には組立式八足台になる、強度があるので組立式以外では作りません。

背丈の高い八足台を固定式で作ると天板と脚の組む部分に力がかかりすぎるので作りません、固定式は90cm以下で作るときだけですね。

もっとも、今は組立式八足台で低めの寸法でも作ることが多くて、結局のところ移動しやすい、しまいやすい、強いってことです。

 

youtu.be

 

これから八足台を作ってみようか思案中でなんだかわからないことがあれば、店長に聞いてください。

 

本格的な八脚案 一枚板で作る厚み1寸の八足台(固定式と組立式)

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